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西・東日本、大雨警戒続く 梅雨前線北上へ 気象庁
[2020-07-09 11:03:05]
西・東日本の太平洋側に停滞する梅雨前線の影響で、9日午前は東海や近畿、四国などで雨が降った。

 前線は10日にかけ、日本海側へ北上する見込み。九州や四国を中心に雨量が増え、再び大雨になる所があるとみられ、気象庁は土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水に警戒するよう呼び掛けた。

 前線上では10日朝に東シナ海で低気圧が発生し、11日にかけて日本海へ進むとみられる。前線や低気圧に向かい、暖かく湿った空気が流れ込み、局地的な激しい雨や突風、落雷が予想される。大雨は10日以降も続く恐れがある。

 浜松市天竜区では9日午前4時50分すぎまでの1時間に66.0ミリの非常に激しい雨が降った。静岡県のほか、熊本、鹿児島、愛媛、大阪、奈良、岐阜、長野各府県の一部に土砂災害警戒情報が出された。

 10日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州と四国250ミリ、近畿180ミリ、東海と関東甲信150ミリ、中国と北陸80ミリ。

 11日午前6時までの48時間予想雨量は多い所で、九州と四国300~400ミリ、東海200~300ミリ、近畿180~250ミリ、関東甲信150~250ミリ、中国と北陸100~200ミリ。